The Nameless City

何故か製薬やSAS関連のブログ、の予定。

有効桁数は変数にそのまんまは格納されない(SASでもそうだし他のプログラム言語でも)。

いわゆる有効桁数について、いい加減DMが解析に聞くのは止めた方がいい。
てか、DMがEDCからの出力で有効桁数をどうやって格納するか設計してるはずなんだがという話・・・・・・


SASフォーマットで有効桁数を表す場合、設計時に有効桁数定義をしているという事にはなる。
まあ、入力ルールを設定していないのがそもそも駄目(収集するデータに合わせて有効桁数を設定する、というのは、治験では本来行われないもの)なのだが。有効桁数を定義するのは、CRF設計に属するものである。これを面倒だから・理解できないからと、設計しないのがまず間違っている。


過去のCDMS等では、SIGNIFICANT DIGITの変数を持ったり、なんとかOracleの定義で頑張ろうとはしていたが、
そもそも有効桁数というのは、臨床検査の測定装置依存だったりするので、検査項目毎に有効桁数のテーブルもある方がいい。バイタルサインや心電図も同様に考えるべきである。有効桁数は、測定誤差の表現の一種なんで、0.1刻み等とは限らないのも考えておく方がいいかと思う。