The Nameless City

何故か製薬やSAS関連のブログ、の予定。

UNIVARIATEプロシージャとMEANSプロシージャとSUMMARYプロシージャの使い分けについて少し。

これらはほとんど変わらない、とSAS V6のマニュアルを見ても書いていた記憶が・・・・・・

SAS日本語オンラインマニュアルの、「Base SAS 9.4 プロシジャガイド」に載っているリスト(p.2079)とかが便利です。統計プロシージャのガイドでないところが何というか残念なところなのですが。親切なヘルプやテキストがあるのにもかかわらず、探し出すのが一苦労というのがSASのヘルプの良くないところです。いやマジで。


あとは、帳票とかを触っている人には、proc means/proc summaryと、proc univariateはちょっと違うというか、proc univariateは数値データを取り扱うのにはイケるけど、文字変数を使うのにはちょっと使いづらいとか、経験的にproc means/summaryを使う事が多いかもです。
proc meansの方が、出力に関してのオプションが若干多いか?
しかし、preloadfmtもclassdataもあまり普及していないんだなと、今の会社になって思いました。まあ、SASフォーマットを駆使するとかだと分かりやすい設計にはなりにくいかもです。
SASフォーマットを使って、いわゆるマスタテーブルに存在しないコードが入っているかのチェックなんかは結構便利なのですが。大抵のマスタテーブル使うロジックはSASフォーマットを使う事が出来たりします。マスタテーブルからフォーマットを作成し、OTHERの際に「ERROR!!!」のラベルをつけておくと、vformatで出した段階でエラーになるのは検知可能ですし。ただ、SASフォーマットの使い方は、マクロ以上にあんまり深く掘り下げられない傾向があるのでまあ無視していいとは思います。